介護うつ

「介護うつ」にならないようにするには?

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高齢者を介護している介護者が、うつ病を発症するケースが増えています。

 

介護うつ

 

でも、同じように介護を頑張っている人でも、うつ病になる人とならない人がいます。
では、いかなる人が「介護うつ」になりやすいのでしょうか。

 

 

●几帳面でまじめな人・・几帳面でまじめな人は、きっちり介護をしようとします。
大雑把でも良いようなところでも、しっかりと行いますから余計に疲れます。
まじめなので、自分の事より相手優先になります。

 

 

●責任感が強い人・・自分が親(配偶者)の面倒をみなければいけないのだ、と思い込み、介護を自分一人でやり抜こうとしてしまいます。
自分が責任を持って介護をするべきなのだと思い込んでしまいます。

 

 

●完璧主義の人・・完璧主義の人は、介護も完璧に行おうとします。
ですが、介護は相手のある仕事です。 思うように行かないことが沢山出てきます。
そうなると完璧主義の人はイライラが募りますし、なおさら頑張ろうをしますので、精神的にも肉体的にもまいってしまうことになります。

 

 

以上のような傾向のある人は、「介護うつ」になりやすいかもしれません。
です。 そうならないためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 

 

●介護している自分がイライラしている、ストレスが溜まっているという事を、自覚するようにしましょう。
そして早めにストレス解消になる事をする必要がありますが、簡単な事でもストレス解消になります。
例えば、ベランダから空を眺めて大きく何度も深呼吸する、とか、高価なおいしいケーキを2,3個買ってきて食べるとかでもいいのです。
ストレスを一刻も早く発散することが大事です。

 

 

●1人で悩まずに誰かに相談するようにします。
友人や兄弟等でもいいです。もし適当な人がいなければ、ケアマネージャーに悩みを打ち明けてもいいでしょう。
とにかく1人で悶々と悩むのだけはやめましょう。

 

 

●一人で介護しなければ、という気持ちはやめにしましょう。
兄弟がいれば、兄弟にたまには介護を任せてもいいし、もし頼めるような兄弟がいなくても、ヘルパーさんやショートステイ、デイサービス等、そういった介護サービスを利用するようにします。

 

その方が、介護される側の人も助かる筈です。
いつもイライラしている家族といるより他人の世話をたまに受けた方が、楽しいかもしれません。

 

家族の方が倒れては深刻な状況になってしまいます。
ちょっときもちがふさぎ込んでるかも。
と思ったくらいでも、心療内科に相談してみるといいかもしれません。